こんなときワンルーム投資をやめたい
ワンルーム投資をやめたいならやめていい 部屋を手放して取り戻せるもの
儲かると言われてワンルーム投資を始めたのに、毎月お給料から赤字を足している。売ればローンが残るかもしれない。ワンルーム投資をやめたいと思うほど苦しいなら、やめていいんです。部屋を手放すときにお金を払うことになっても、そのお金と引き換えに、赤字の悩みは終わります。ワンルーム投資のやめ方には、順番に進める手順があります。
まずやること
- 赤字の悩みが終わるなら、手放すときにいくらまで払えるかを考える
- 脱出の手順の STEP 1 から順に進める
ワンルーム投資をやめたい人は多い
国民生活センターには、投資用マンションの勧誘や契約の相談が毎年寄せられています。国民生活センターの公表によると、20代からの相談は2013年度の160件から2018年度の405件に増え、契約してしまってからの相談が多いそうです1。家賃保証があると勧められて買い、赤字になった例も紹介されています。
説明を聞いてワンルームを買ったのに、思っていたのと違った。そう感じている持ち主は、あなただけではありません。
やめられないのは損を決めたくないから
部屋を売れば、損が決まってしまう。持っていれば、いつか取り戻せるかもしれない。そう思って決められないまま、毎月の赤字と悩みだけが続いていきます。
ワンルームを買ったことを失敗だったと認めるのは、つらいことです。そこで、部屋を手放すときに払う額を、赤字の悩みを終わらせるための代金だと考えてみてください。その代金をいくらまでなら払えるかを先に決めておけば、やめるかどうかを決めやすくなります(いくらまでなら払えるか)。
ワンルームを手放して取り戻せるもの
- 毎月のお金 部屋を売った月から、お給料から足していた赤字がなくなります。
- 考える時間 家賃・金利・不動産の値段のニュースを追いかけなくてよくなります。
- 家族との話 家族への隠しごとが1つ減ります。手放すときにいくら足りなくて、どうやって終わらせたかまで話せます。
手放すときに払う額は、あなたが思っているより小さいかもしれません。ローンの残りは毎月の返済で減っていますし、23区の1Kでは、同じ年に建った部屋の値段がここ数年ほとんど下がっていません。売ってもローンが残る部屋でも、差額を払えば手放せます(ローンが残る部屋でも手放せる)。
ワンルームのことを家族に話すのはいつがいいか
部屋の値段と、手放すといくら足りないかがわかってからのほうが、家族に話しやすくなります。どうやって終わらせるかまで一緒に話せるからです。2人の収入で家を買う予定があるなら、住宅ローンの審査で家族に知られるので、審査の前に話します(住宅ローンの前に決めること)。
出典
- 国民生活センター「20歳代に増える投資用マンションの強引な勧誘に注意!」(2019年3月28日公表。2018年度は2019年2月28日までの件数) https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20190328_1.html